
OpenSeaでNFTを作ってみたい
- でもやり方わかない
- 英語ばっかりでもうウンザリ
教えて~

今日は上記のような悩みを持っているNFT初心者の君に向けて
OpenSeaのテストネットでNFTを作成・販売する方法を解説していくのじゃ。
NFTを作るときにも、本番のOpenSeaではガス代という手数料がかかるが、テストネットでは完全無料でできるので練習には最適なのじゃ。

前回の続きだね

そうじゃ。
NFTコレクションページの作成が終わったら、いよいよOpenSeaのテストネットでNFT作品を登録(Mint/ミント)していくのじゃ。
NFTコレクションページの作成までの工程がまだの君は、前回の記事を見るのじゃ↓
仮にテストネットで自分の作品が売れても、手にしたイーサはメインネットの購入費用としては使えない点に注意。
あくまでもテスト版OpenSeaです。
OpenSeaのテストネットでNFT作品を登録(Mint/ミント)する
「Add item」をクリック↓

下記画面で出品したいNFT作品の情報を設定していく↓

●【必須項目】Image, Video, Audio, or 3D Model:作品のアップロード
画像、動画、音楽、3D作品が出品可能
対応するファイル形式は、jpg, png, gif, svg, mp4, webm, mp3, wav, ogg, glb, gltf.
最大サイズ:100MB
●【必須項目】Name:NFT作品の名前
●External link:外部リンク
NFT作品についてのサイトがあればURLを設定。
●Description:NFT作品の説明文
例えば、NFT作品を作った経緯、NFT作品への思い、キャラ設定、パラメータなど。
アイテムの詳細ページで、画像の下に記載される。
英語と日本語、両方で記載した方がベター。
●Collection:コレクションの選択
全記事で作ったコレクションを選択。
他にもコレクションを作ると、ここから選択できる。
●Properties:NFT作品の特徴グループ
本番の出品では、ここは出品者にとっても購入者にとっても重要なポイント。
ここで出品者がNFT作品の特徴をカテゴライズすることによって、購入者が自分の作品からレアなNFT作品を見つけやすくなる。
二次流通(転売)する時のことを考え、レア度を見て購入しているNFTコレクター(購入者)もいるので、ここはキチンと設定しておきたい場所。

●Levels:NFT作品のレベルを設定できる
プログレスバーで表示される。
例えばスピードの最大レベルは5で、このNFT作品のレベルが3の時↓

●Stats:レベルを数値のみで設定する場所
例えば高さの最大レベルを5で、このNFT作品のレベルが3の時↓

●Unlockable Content:購入者だけのコンテンツ(特典)設定
オンにすると記載することができ、購入者しか見ることができない。
例えばアクセスキー、アクセスリンク、交換用コードなど。
●Explicit & Sensitive Content:センシティブな内容のNFTかそうじゃないかの設定
●Supply:販売個数の設定
次の項目で設定するブロックチェーン「Rinkeby」では、個数の変更はできない使用。
そもそも「NFT」とは「Non-Fungible Token=非代替性トークン=世界に1つしかないスペシャルなトークン」ということ。
それなのに2つ以上あるとそれはもう「FT」つまり「Fungible Token=代替可能トークン=世界に複数ある普通のトークン」になってしまう。
だからここは大人しく1つにしておいた方がいい。
本番OpenSeaでは「Ethereum(イーサリアム)」も個数の変更はできない模様。
どうしても変更したい場合は、OpenSea設定画面のURLの末尾に
「?enable_supply=true」をつけてキーボードの「Enter」を押すと個数を変更することができるようになる。

●Blockchain:NFT作品の販売に使用するブロックチェーンの選択
今回は「Rinkeby」。
●Freeze metadata:永久に自分のNFT作品を残したい場合の設定
OpenSeaは中央集権的な組織の為、なくなることがありうるし、OpenSeaのデータが壊れると自分のデータも無くなってしまう。「そんなことになるのは嫌だ、永久的に自分の作品を残したい」というときのための設定。
ただし本番のOpenSeaではガス代がかかり、作品の編集の削除ができなくなるので設定するときは慎重に。
また、この項目は一度作品を作ってからでないと設定できない。作った後、その作品ページの右上にある「Edit(編集)」ボタンから設定可能↓



あとは一番下の「Create」をクリックすれば登録(ミント)完了なのじゃ。
お疲れ様なのじゃ。
OpenSeaのテストネットでNFT作品を販売(List/リスト)する

次はNFT作品を販売(List/リスト)するのじゃ。
コレクションページを下にスクロールすると、作成(Mint/ミント)したNFTが並んでいるので販売(List/リスト)したい作品をクリック↓

「sell」をクリック↓

「Type(販売形式)」は「Fixed Price」を選択↓

Fixed Price:固定価格出品
Timed Auction:オークション出品
今回は定番の「Fixed Price」を選択。
価格を設定↓

「Complete listing」をクリック↓

下図のような画面が出るので、①②の順番にクリック↓

下図のような画面が出てきたら完了↓


まだまだリストしたい作品があるなら、この見出しの最初に戻るのじゃ。
本番のOpenSeaでは初めて販売(List/リスト)する時だけ、ガス代という手数料がかかるのじゃ。
それでは以上がOpenSeaのテストネットでNFT作品を販売(List/リスト)する方法なのじゃ。
お疲れ様なのじゃ。

今回作ったコレクションはこちら
OpenSeaのテストネットでNFT作品を販売(List/リスト)できない時の対処法
もし1分くらい下図のような画面から変わらないようだったら↓

Chromeの【拡張機能】をクリックして「MetaMask」を呼び出す↓

「MetaMask」のアイコンを右クリック↓

「すべてのサイト」を選択↓

下図のような画面が出るので、①②の順番にクリック↓

下図のような画面が出てきたら完了↓


以上がOpenSeaのテストネットでNFT作品を販売(List/リスト)できない時の対処法なのじゃ。

いや~、これで本番のOpenSeaでも自信をもって出品できるね
(`・∀・)ノイェ-イ!

本番のOpenSeaではガス代という手数料がかかる場面もあるが、テストネットでは完全に無料で販売ができるのじゃ。
ただし、もちろん売れたとしてもこれはあくまでもテストネットだから、手に入れたイーサリアムは暗号資産としての価値はないことに注意するのじゃ。

わかった。本番のOpenSeaで売れるように頑張るぞー

お疲れ様なのじゃ(´・ω・)っ旦~
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