【 PMXエディタ 】Toonと法線とテクスチャ【イル編】

【 PMXエディタ 】Toonと法線とテクスチャ【イル編】

ここまできて、色々と気になることが出てきました。

あにまさ式ミクちゃとイルを並べてみる。

ミクちゃとイル

イルの影がない。

ここで今まで見て見ぬふりをしてきたToonというものに着目するブログ主。

「Toonってよく聞くけどなんだ?」

セルフ影(セルフシャドウ)はToonを設定することで出るようです。

ちなみにMMD必須エフェクトと言っても過言ではないExcellentShadowは、このToonを設定しないと表示されないということがわかりました。

さぼてんPさんの動画の後半(1:35~)をみるとわかります。

めちゃめちゃ勉強になります。

とりあえず、MMDのデフォルトで入っている「toon02.bmp」をPMXエディタで入れてみる。

Toon有と無の比較

あ、シリアス

これは法線が問題だな。

なぜか法線のことはわかっているブログ主。

選択頂点の法線をZ軸方向に向けます。』というプラグインを使って直します。

※このプラグインを入れてエラーが出た方はこちらの記事をどうぞ↓

イルは頭と首が離れているので、両方選択してこのプラグインを使いました。

    プラグインの設定値
  • 中央へ向ける割合 30%
  • バイアス X:0.0 Y:0.3 Z:0.0
  • 「Z軸で前を向いているものだけ対象にする。」のチェックを外す

怖い影が無くなり、右頬にほんのり綺麗な影が出来た。

Toon無、Toon有、Toon有と法線修正の比較

これで直ったかと思ったが下の方から見てみると、顔と首の法線が揃っていない。

下記の右側の画像で、頭と首の付け根の法線(黄色)が2本別の方向に飛び出しています。

頭と首の付け根の法線が2本別の方向に飛び出している

この顔と首の継ぎ目のV字になった法線を「Ctrl + B」で1本にします。

このショートカットキーはPmxView画面の「編集 > 法線関連 >選択法線の平均化」にあります。

法線が1本になった

首回りぐるっと1周修正したのですが、それでもなんかおかしい・・・

違和感のある影

ここで「ハッ!もしかしてテクスチャに影描かない方がいいのかもしれない」ということに気づく。

そしてあんなに頑張ったテクスチャをまたもや修正

テクスチャ修正前と修正後

ウザさがなくなりました

勢いづいて服のテクスチャも白一色にべた塗りし、胸の部分の影(法線)も気になったので修正しました。

胸の部分の影(法線)を手動で修正

手動の修正方法はこちらのブログを参照させていただき、PMXエディタで修正しました。

結果こうなりました

テクスチャ修正前と修正後

さらにToonを自作し元テクスチャの影色に近づけ、あごラインの法線も手動で修正。

テクスチャ修正前と修正後と修正後にToon追加し、あごラインの法線も修正

正解がわからないが、いいのではないか。

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